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ミアとホワイトライオン 奇跡の1300⽇のpenguinwhipperのレビュー・感想・評価

3.7
南アフリカで行われているライオンなどの缶詰狩りのことも描かれていて結構内容がエグいけどこれが真実で主人公が持つライオンへの思いや映画を観てモヤる気持ちはそのまま人間のエゴなんだと気付く映画。人間の勝手なファンタジーで終わらない良作🦁 人間の作ったルールの中で絶滅危惧種を育てて資金繰りのためにトロフィーハンティングに出すっていうのは、まさに人間のエゴだし矛盾を主人公が命がけで変えようとする姿に涙が止まらなかった。

正直、動物が出てくる作品は大好きなんだけど、『野生のエルザ』みたいに人間の勝手なエゴに寄せて都合よく脚色されていたらヤダなと思って観たんだけど、この作品はそんなことなくて、思い切り人間のエゴを突いてきていた。野生動物の理の中で人間がやれることは少ないし、むしろ邪魔しちゃならないんだって改めて思った。
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