襟

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊の襟のネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

いつだったか、モノクロからSE合わせでカラーになった瞬間に画面に夢中になった
1番最初のビルの階段を上る長尺カット、これが現代の映画…だと…?

翌日に友人に話したら、ウェス・アンダーソンの入りとしてはかなり難解な方だったらしい
やっちまったな…恋愛映画が観たかったんや……

確かに一回では文章の意味を理解するにとどまったし、画面の構成を楽しむだけで終わってしまったような気もするが、
何回みても同じことを感じるような気もする

ここまで内々な精神世界の映像を見せられるともはや理解や共感は不要かと思ってしまうけど、これは年齢と経験の問題か?

感覚としては絵本を読んでいる時に近いかも

囚人編、学生運動編、ジーンと来ちゃったね
でも最後まで記憶に残るのは、みんなで死亡記事を書こうとするくだりでしょ
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