豊川悦司と妻夫木くんのチンピラ逃亡映画in台湾。
最近よくチンピラっぽいよく喋るウザい役が多い気がするんですけど、妻夫木くん。
身体も華奢で小さいし、弱い犬ほどよく吠えるを地でいく感じがとても良い。
ぶっ飛ばしたくなる感じ。笑
逃亡中に出会った女性と3人でのんびりのどかに暮らす様子がとても良かった。
この瞬間が終わらなければ良いな、と願うあの時の気持ちにさせてくれる。
夏休み中盤の1番楽しい時代のような。
そこには必ず来る「終わり」という刹那的なものがあるから、より良く感じさせてくれるんですよね。
高校生の夏休みって1番無意味で1番楽しかった。
意味もなく深夜に集まって無駄話をするだけで過ごし、それを無駄に繰り返す。
青春の無駄遣い。
でもこの頃の思い出が忘れられないせいか、未だに深夜の時間帯をこよなく愛している。
(何事にも集中出来る深夜のまりょくに取り憑かれっぱなし)
1番愛すべき時間帯なのです。
この映画の3人が過ごした時間もきっとそんな掛け替えのない時間だったんだと思います。
最後の銃声は楽園へ向かうあなたへの汽笛。