TAK44マグナム

黒い太陽七三一/戦慄!石井七三一細菌部隊の全貌のTAK44マグナムのレビュー・感想・評価

2.9
七三一部隊を香港が映画化したのが何作かあるので、以前観たのがこれなのかどうなのか、いまいち分からないんですけど、どうやら他の方々のレビューを読む限り、これなんじゃないか・・・というわけで、簡単レビューです。

七三一部隊っていうのは、旧日本軍の忌まわしき陰部ともいうべき存在で、細菌兵器の製造を目的とした研究部隊だったそうです。
とにかく人道無視で残酷な人体実験を繰り返した、という「事実」を訴えかけている映画だと思うのですが、ホラー映画顔負けな残酷ショーが繰り広げられ、ドキュメンタリーチックな雰囲気の割には、残酷エンターテイメント的な面を強調した作りになっております。

同じ日本人として、これはやっちゃいかんだろう・・・というような、とてつもなく悪趣味な人体実験の場面が延々と流れるのが陰々滅滅。これ以上ないぐらい暗くなります。
腕を凍傷にして皮をズル剥けにしたり、凍らせて破壊したり、解剖実験の場面には本物の死体を使ったり、ありとあらゆるタブーを犯しているのが凄いというか、狂っているというか。

他のレビューでは、この映画を学校でみせられたとか。
どう考えても、やり過ぎだと思うんですけど。感受性の強い生徒だったらトラウマになってしまうかもしれませんよ・・・。


レンタルビデオにて