雑君

シライサンの雑君のネタバレレビュー・内容・結末

シライサン(2020年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

2022年7月 AMAZONPRIME有料 たあいもない怪談話とセットで名前を知っただけで呪い殺すリストにマーキングされるというなかなかの尻軽怨霊女のお話で、結構なハイペースで巡礼呪殺が繰り広げられるがどれもやり口が同じなので怨霊の面が割れて以降は刺激もなく飽きて退屈になる。迫る怨霊から目を離さなければ近寄らず、やがてあきらめて去っていくという対抗手段が見つかるも、せっかく助かった発見者のもとにさらりと再び現れて結局殺されてしまうのだが、希望を挫くショックなこの報せをまったく受け流す残されたサバイバーたちに超絶の違和感。その後見つかる新たな対抗手段は、果たして活かされたのかどうか…みたいなところで超絶ウヤムヤに映画は畳まれるのだが、そこを更にスタッフロールにわかりにくい仕込みを仕掛けるというオチがひそんでいる(奇しくも狙いは先日みた「呪詛」に近いような)。ってまあそんなのに「キャッ!」て声を上げられるほどウブじゃないわよアタイ…。何にせよ呪霊のあらわれ方・追い詰め方・殺し方があまりにワンパターンなのは痛すぎる。
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