もーりー

はちどりのもーりーのレビュー・感想・評価

はちどり(2018年製作の映画)
3.9
叶えられなかった夢を娘に対して抱く母親、家庭と学校という小さな世界。題名のハチドリのように、風1つで吹き飛ばされてもおかしくない中、何度も何度も(惰性的であるが)居続ける様は見ていて悲しくなった…

親密な友だちとの会話と、家族の沈黙が対比的に描かれることで思春期特有の"居場所の無さ"が際立っていた気がする。