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ブラック・ウィドウのmoekoのレビュー・感想・評価

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)
3.6
アベンジャーズ一気見!
シリーズ24作目、フェーズ4-1。
今は亡きナターシャの過去に纏わる話。時間軸はシビル・ウォーの後に遡ります。追われる身となり世界を転々として身を隠すナターシャの前に、幼少期に離れ離れになった妹エレーナが姿を現します。その後、かつて一緒に過ごした偽りの家族とも再会。ナターシャやエレーナを暗殺者として育てたレッドルームの核心を暴き、破滅へと追い込むというストーリー。
この作品を見て、ナターシャの孤独や、彼女がどうしてあそこまでアベンジャーズを大切にしていたのか、知ることができました。それなのに、彼女がもう既にいないというのが悲しいですね。エンド・ゲームの前にこの作品があったら良かったのに、と思います。
家族の描かれ方も良かったです。シリーズを通して家族が1つのキーワードとなっているけど、本作が1番ストレートにわかりやすく、シリーズにおける家族の意味が描かれていた気がします。
また、今更ナターシャの過去?という気持ちで最後まで鑑賞したけど、やはりこのシリーズはエンドクレジットに全てが託されていますね。今後もエレーナが再登場する予感。彼女のことを結構気に入ったので楽しみです。
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