これまで毎年一年をまとめられない自分ですが、2020年のマイ最優秀作品賞は本来オスカーなこのタイミングでこの作品にゴーズトゥとしました。ついでに中盤の祭りでのスピリチュアルなチャントは最優秀楽曲賞に値するな。エクステンデッドエディットして10分以上のループ音源、代わりに誰か作って欲しいなあ。あのジワジワと熱を帯びながら徐々に体温上がっていくグルーヴがもうたまりません。
さて、ここまで12月に2回、1月に1回、2月に1回と4回劇場鑑賞(TOHOなんば、シネリーブル神戸、塚口サンサン劇場)して、ようやくレビューしようと思うところまで辿り着いた次第。でも新たな気づきや味わいどころ、見どころがまだまだ残っている深みに感服です。
全面的に賛な作品ですが、今回は満点にならなかった点を記そうと思います。
・1700年代とはいえ持ち物がああなって誰ひとり男性は助けないものなのか？
・マリアンヌも靴くらい脱いで異性の目線が気にならない程度の薄着になってから飛び込むんじゃないの？って点。動転してもそれくらいはできそうな気がする
・あまり絵が好みではないというかうまくない気がするんだけどな、、、
というどうでもいいこと程度で、すべてにおいて語り始めたらキリがないほど素晴らしい作品だと思います。お見事な傑作！
