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しあわせの百貨店へようこそのmajiziのレビュー・感想・評価

4.0
1950年代のオーストラリア。
クリスマス商戦で沸き立つ百貨店。
そこで働く女性たちの物語。

彼女たちが着る黒いドレス。
一人一人、少しずつ異なるデザインの制服が、それぞれの個性を表していて素敵でした。

期間限定のアルバイト、リサの夢がはじまりと終わりで変わらずにいたこと。
さらにひとつ追加されていて良かった!
嬉しいことがあるたびにママと踊るのがキュート。

完璧な人なんて、そうそういない。
でも実際にはどんな人でも良い面を持っている。
それを見抜いたり、引き出せたりするのは自分の心を開くことが大切、そんなことを思いました。

ヨーロッパからの移民との関係性、当時の女性の立場などもシリアス過ぎずに描写されていて幸せな気分になれる作品。
お疲れ女子にはオススメ。
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