1945年、イギリスの捕虜となったナチス兵。彼の人生には戦争とサッカーしかなかった。
いつもはユダヤ人側の話を観てナチはひどい!って思っていたけど、ひとりのナチス兵となると…。ひとりの人間にすべての罪を背負わせ憎むのはやはり違うと思った。
チームの降格を免れたい監督は収容所でサッカーをしていたドイツ人のトラウトマンをスカウトする。家族からは非難轟々。「残留のためなら父さんも敬礼する?」
その後、名門のマンチェスター・シティにGKとして入団するが、ユダヤ人が多く住む街で元ナチス兵の彼は誹謗中傷を浴びせられる…。
トラウトマンは優しく正義感も強い。だけど戦争の中では命令に従うしかなかった。どうしようもないこともあった。それは誰にも言えない秘密で今も彼を苦しめている。
必死にゴールを守り抜くトラウトマンの姿に熱くなる。スポーツの力って凄いな。 声をかけあう選手たち、自分のチームを必死に応援するサポーターたち、ドイツ人とかイギリス人とかきっともう関係ない、涙が出そう。
私も20年以上地元チームのサポーター⚽️ 残留争いの怖さを知っている。今年もね🥲 降格したくない!監督の気持ちわかるわ。トラウトマンに助けてほしい。