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家族を想うときのawのネタバレレビュー・内容・結末

家族を想うとき(2019年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

うーん。
観たいものは見れた。
けど、不満が残る。

社外問題を切り取って問題提起している点は皆さんと同様に評価します。

でもその見せ方・作り方がどうも気に入らない。

「みんな良い人。それなりに上手くいくように振る舞っているのに、ボタンの掛け違えから崩れていく家庭」とか「いったいどうしたら上手くいったのだろう」みたいな感想が残る物語を期待していたのですよ。

だけど、それは違いました。
明らかに悪い人・この人さえいなかったら上手くいくのに、って人が出てくる。

「自分勝手に振る舞い過ぎる息子」と「ブラック企業の代表として描かれているかのような配送業者の人」の2人。この2人が意図的に悪く悪く描かれている。

そこが僕が期待したものと違っていたのですごく不満。残念。


結果、
善良な市民が社会に振り回される物語
というよりも、
自分から沼に入り込んで行っている物語
とか
悪い人に関わるとこうなる
(観ている側の僕には関係ないね)
というような物語に見えました。

この家族を応援しようって気にも
あまりなりませんでしたし。
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