フェミ研ゼミ

家族を想うときのフェミ研ゼミのレビュー・感想・評価

家族を想うとき(2019年製作の映画)
4.9
観ていたら息子にムカついて、妻にもムカついて、娘にもムカついて、何のために誰のために俺は働いているんだよ、、、って悔しくて涙がででテレビを殴りそうになった。

みんな優しすぎて上手くいっていない。
誰かを想うほどに壊れていく。
社会的弱者であろう貧困層の家族たち。

昔の様に戻りたいとがむしゃらに働く両親と家にいて欲しい子どもたち。
家にいる時間や場所を確保するにはお金が要るのにね。子どもたちは分かってない。でも子ども時代は今しかないんだよね。
お金ってなんだろうか。

この時代にケンローチ監督がいてくれて本当に良かった。

この映画は完璧な不完全だった。

原題がすごくいいな。
Sorry we missed you

観終わったあおタイトルを読んだだけで色んな感情が溢れてきてぼぇえと涙が出そうになる。
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