カナダ・モントリオール。幼馴染仲間が集まる席でリベットの妹エリカが映画を撮ると言い出し、親友どうしのマックスとマットが出演することになる。2人のシーンは、なんとディープキス。マットはギリギリまで嫌がるが、何とか演技を全うする。しかしその後、マックスがオーストラリアに旅立つことになり送別会が開かれるが、なぜかマットは彼から距離を置こうとする…
「マティアス&マキシム」
ドランの監督新作。ドランもマックス役で出演。
以下、マティアス&ネタバレ
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ちょっと生きるのがしんどそうなマックスと、仕事も恋愛も順調なマット。実はずっと前から友情ではなく恋愛感情を抱えているのに、マットはそれを否定して心に蓋をしていたんだね。それがキスシーンを撮ったことで気持ちが混乱し、否定・怒りの過程を経て受容に至ると。ま、言っちゃえばそれだけの話。あまり深くもなく、ただ観ててイラつくだけなんだけど、映像が綺麗で引き込まれていくし、何より2人の仲間たちが魅力的。才能豊かで皮肉屋のリベット、マッチョなんだけど喧嘩後の態度がナイスすぎるフランクなど、あいつらの楽しい呑み会に参加してぇなあと思わせてくれました。
それにしても、なぜドラン映画の主人公はみなウジウジしてるんだ。この一点で俺とは合わないんだよなあ。
