イタリアのマフィア映画で監督がマルコ・ベロッキオということで劇場鑑賞。
冒頭、ファミリーのパーティー場面がなんとなくゴッドファーザーっぽくかなりテンションが上がる。
その後の展開はネタバレになるので書かないが、基本的には主人公であるパレルモ(シチリア島にある都市)のマフィアの大物トンマーゾ・ブシェッタの人生ドラマ。これに1980年代イタリアの現代史が重なってくる…
主人公は実在人物だそうだが、少なくとも本作ではイタリア人らしく男前かつお洒落な容姿で女性にモテるし、自分なりの男気を貫きとおす生き方はかなり渋い。
後で知ったがマルコ・ベロッキオとフランシス・コッポラとが同い年(81歳)というのは興味深い。
同監督の他の作品も何本か見てみたいと思った。