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エターナルズのmoekoのレビュー・感想・評価

エターナルズ(2021年製作の映画)
3.7
アベンジャーズ一気見!
シリーズ26作目、フェーズ4-3。
遥か昔から7000年もの間、地球人を守るというセレスティアルから課せられた使命のため、ディヴィアンツと戦い続けているエターナルズ。1度はディヴィアンツを壊滅させメンバーが解散されたものの、再びディヴィアンツが姿を現し、リーダーであるエイジャックが殺されたことにより仲間が再集結。旅を続ける中で、自身やディヴィアンツのこと、セレスティアルの真の目的が明らかになっていきます。仲間の分裂や紆余曲折を経て、地球を守る最終決戦へとストーリーは雪崩れ込みます。
冒頭の長文から始まり、専門用語が非常に多く、多少の難しさを感じる作品。状況設定を飲み込むまでに時間が掛かる上、見えてくる真相なども難しめです。シリーズの今後がマルチバースに関わる内容だと知った上で見たので、途中からは、マルチバースの誕生ってこういうことになってるんだ、と理解しながら見ることができたけど、最初は楽しめるか不安になる場面も。でも、結果的にはその難解さも含め楽しむことができました。良かった〜。
メンバーの内部分裂が描かれている点において、シビル・ウォーと近いものを感じます。それぞれが自分の信じる正義がある故に仲間が分裂してしまう様は、何度見ても切ないですね。更に恋愛感情や人間関係、個々の様々な感情交錯するから余計に苦しい。アクションシーンも多かったけど、それよりも人間関係に注目の集まる仕上がりでした。登場キャラクターが多い中、上手くまとまっていたと思います。過去シーンの入るタイミングも良かったです。
さて、この先どうなっちゃうの!?と次が気になって仕方のないラストシーン。からの、毎回見逃せないエンドクレジットでの更なる煽り2連発。セルシのその後も、エロスの出現も、デインの家系の謎も、どれも気になる!と言うか、デインってただのセルシの彼氏かと思っていたら、結構重要キャラなの? びっくりです。
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