えり子

ラ・マルセイエーズのえり子のレビュー・感想・評価

ラ・マルセイエーズ(1938年製作の映画)
3.8
フランス革命や、王制、ルイ16世、そして国民としてパリに向かい、戦った人々の物語。
2時間と長かった。DVDは有難い。
三十分ずつ4日がかりで観ました。
「ラ・マルセイエーズ」は勇敢で少し野蛮な歌だと知りました。
マルセイユ義勇兵の大らかでユーモアさえある人間味がよかった。
ピエール、ルノワール演じるルイ16世が美食家で、危機が迫っているのにトマトを食べるシーンには微苦笑でした。
そして、泣く子も黙る顔のルイ、ジューベがルイ家と家臣、侍女たちに命令する。凄い迫力だった。
義勇兵の一人が撃たれて恋人に抱かれながら死ぬ。戦争ってなんなのだろう。悲しみと憎しみしか生まない。
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