けー

ウルフズ・コールのけーのネタバレレビュー・内容・結末

ウルフズ・コール(2019年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

俺たちのドリスを返せーっっ!!!😭😭

オマール・シー目的でみました。 U-NEXTで550円で見られるとあって、で、それをポイント使ったらタダで見られますよってことだったので、見ましたとも。

ソナー要員というのでしょうか。潜水艦でソナーを聴いて、その音の感じで潜水艦やら船やらいろんなものの位置を判断する、ソナー分析員(?)が主人公です。

この主人公はまだ新人で軍の規律には全然馴染んでないらしく、結構普通に上官のパスコード盗んで資料見たり、機密文書室みたいなところに忍び込んだり。

フランス軍ものというのを見るのは多分これが初めてなので、フランス軍あるあるがよくわからないせいもあるかもしれないんですが。

でもって本屋さんで店員さんといい感じになって、厳しい採用試験みたいなのに合格したのにその店員さんとイチャコラした時にマリファナを吸っていて、でそれで潜水艦には乗れませーんみたいな感じで追い出されたので、そもそもこの人のポジションがよくわからない感じ(首になったのか潜水艦に乗れないだけなのか)

とはいえ、この主人公のバックグラウンドシーンははっきりいってどうでもいいのです。全然関係ないんで。

シチュエーションは「クリムゾン・タイド」みたいな感じです。

もしかしたら今風にリメイクしたのかな?って思うぐらいに「クリムゾン・タイド」で、それに「駆逐艦ベッドフォード作戦」を足した感じです。

でまぁ、ロシアから核ミサイルが発射されてフランスに飛んできているので原子力潜水艦で核ミサイル打ち返そうぜっていう話になって大統領命令を受けた原子力潜水艦が潜航してミサイルをうつポジションにつきます。

で、一回潜っちまったらもう連絡が取れないみたいなんですよ。しかも大統領命令受けちゃったら、もう他の誰の言葉も信じちゃいけねぇみたいなモードになるっていう...(こんなのって大統領がご乱心あそばしたりしたらどうする気なんだ???)。

でね、実はそのフランスに飛んできているミサイルに核弾頭は積んでなくって、しかもロシアが撃ったわけでもないって判明するんですよ。

 で、これで原子力潜水艦がミサイルを撃とうものなら核戦争勃発だぜ、えらいこっちゃーってことで、原子力潜水艦を止めようとまずみんなで艦長に連絡を取ろうとするんですが、ききやしないんですよ。

 艦長が一瞬このタイミングで味方が接触してこようとするなんて「何かあったかな?」と思って応答しようとするんですが、そこで副艦長が邪魔しやがるわけです。

 「大統領命令は絶対です!もしかして撃つなって嘘をついてくるかもしれません」と訳のわかんないことを言いやがるんですよ。

 なんで突然仲間内でそこまで疑心暗鬼になってるねんっていう。

 百歩譲って一緒にチームになったことがないとかだったらまだしも、何度も一緒にミッションこなしている相手の言葉も信じられないってどうよ!!!

裏切り者がいるとか内通者がいるとかそんな話でもないのに。

 
もう唖然ですよ。

止める側ももう原子力潜水艦を撃沈するしかないってことになるんですが、これがまぁ相打ち覚悟みたいな。

そこまでして味方の艦が止めようとしているのにあくまでも発射にこだわるのがよくわからない。

これが現実ならその組織構造というかシステムは絶対変えるべきだよ。

だって間違っているもん。

そんな無駄死にってある????みたいな。

まぁシナリオがそもそもブレブレだったのでなんともかんとも。



 潜水艦の中の息苦しさで全編乗り切る感じの映画なのかしらと最初思って、音楽とかもかけないで静寂とソナーの音に意識する感じの雰囲気は多少見づらいとこともあるけれども、でも面白い試みかもって思ったのに、残念です。

てかあんなに音に敏感なんだったら、相手側の潜水艦からみんなで大声で叫べばいいだけの話だったんじゃないのかしら。敵に見つからないように会話しなかったり、息すらも潜めたりするってことは聞こえるんじゃないの???


「うーつーなぁああああー!!!!大統領も”ごめーん、さっきの命令間違いだからやめてー”って言ってる!!!!!」とかって。

 ありがちネタのモールス信号でもいいよ、このさい😓
けー

けー