二時間全くだれることなく楽しめる
強力に応援したくなる大傑作!
日本の法廷ドラマにありがちな派手な演出はありません。
その実話に基づいたリアルな法廷劇でもある本作ですが
実に面白い。
小島秀夫さん(『メタルギア・ソリッド』他 世界トップのゲームクリエーター)も『ここ数年観た邦画では上位に入る大傑作!デジタル社会に慣れ、盲目になっている今だからこそ感じる物がある👍』と大絶賛しているのも納得。
松本優作監督の、著作権法を巡る地味な題材にも関わらず画面から目が離せない優れたエンターテイメント作品になっていました。
それにしても、出るクイが打たれてしまう日本。
個人の才能ある人は
世界に誇る多数の方々がいるのに
組織として機能させられない。
日本のメディア、法制度も新しい時代を受け入れない。
YouTubeの技術ベースは金子勇さんが作ったのに。
(またP2P技術開発の先駆者であったことから、ビットコインの生みの親サトシナカモトは金子勇さん、との説も単なる都市伝説とならない説得力ある噂)
ソニーはiPhoneタイプのスマホを作っていたし
YouTube買収をGoogleより先に検討していたのに、
著作権に関してグレーな段階では、日本で訴えられたとき、裁判では勝算が少なかったから諦めざるを得なかったんですよね。
そんな
日本の社会的問題に気づかされる点以上に
人間ドラマ、裁判ドラマとして、
優れたエンターテイメント作品として
皆さんに観ていただきたいです。