未来のために戦った7年間。金子勇さんの闘い続ける勇気が未来の技術者たちの道を開いた。プログラムについて楽しそうに話すシーンや飛行機についての話をするシーンから伝わる東出昌大さんが演じる金子勇さんの人間性に好感を持てた。いつの時代も未来を創るのは勇気ある人なんだということがわかった。2時間退屈することなく観れた。それは物語が淡々としていなくてまるでハリウッドの社会派映画のような上品さがあったことと、東出昌大さんや三浦貴大さん、皆川猿時さん、吹越満さんらの名演のおかげだったと思う。そして、松本優作監督の力。この映画が大きな映画館で上映されて多くの人の目に触れることになったことは大きなことだと思う。
