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Winnyのnananaのネタバレレビュー・内容・結末

Winny(2023年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

映画としての完成度というより社会的意義がすごい。映画化されるまでwinny事件そのものを知らなかったし、この映画をきっかけに知らなかった人がこの事件を知れる事自体に意味があると思う。
ソフトウェア開発に携わる人は必見かと思う。(そういった視点で見ると啓蒙映画のようにも思える)
一方、金子氏は技術者としての魅力が満載で本当に純粋に技術を追いかけること自体が彼にとって意味がある、真のプログラマーだなぁと。
そして最初は自分が有罪でも無罪でも興味がない、それよりも新しいコードを書きたい、開発したいという無頓着なスタンスから、
ユーザーからの寄付や応援を得てからの、開発環境のために、後進の若い技術者のために、自由に開発できる環境を守らないといけないという思いで、自分の人生の限られた時間を使って、自分がコードを書く時間を制限されてでも戦ったんだなぁと思うと、本当に自分自身が真の技術者だからこそ後進にも道を残したかったんだなぁという思いが伝わる。(もちろん映画に書かれた内容でしか知れてないので、断片的かもしれないけど)
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