トモ

新解釈・三國志のトモのレビュー・感想・評価

新解釈・三國志(2020年製作の映画)
3.7
新解釈というより「福田版・三國志」の方が良かったんじゃ??これじゃファンはさておき本国に怒られるかも笑

中国にも「三国志 黄巾の乱」というぶっ飛んだ映画が数年前にあったけど(レビュー有り)、コレも相当ぶっ飛んでる

まあでも劇場内笑いも沢山おきてて和やかな雰囲気の中で楽しめたかな

新解釈の全敗感と、流れは大体合ってるが所々間違っているか抜けて中途半端だから新解釈云々の前に面白味が無い

三国志(演義)自体が歴史を重ねて脚色を重ねてドラマチックに創作をした作品(歴史)だと思ってるからストーリーに手を加えたとしても面白くならないのは想像できたが、笑いが上手く噛み合っていたかと言われてもそうでもない

個人的に三国志ファン視点なら何とか温かく観れても孔明、趙雲ファンとしては微妙笑

ただ一つ面白いなと思ったのは新解釈に史実(現代含め笑)が所々絡んでいたとこ、糜夫人(清水くるみさん)の諦めとか、登場人物のあんたたち三国志絶対読んでるよね的な細かい言動

渡辺直美さん演じる貂蝉の場面は一番笑いがあった、しかもその後が驚き、劇場も静まりかえって結構「えっ?」て声出てた笑

しかも歴史における「美女」についてなるほどとなる場面

美女と言えば小喬役の山本美月さん、黄夫人役の橋本環奈さん、衣装も相まってリン・チーリンを凌ぐ?絶世の美女感だった、因みに黄夫人は史実では美女ではないけど

一番史実に近いかなと思ったのは魯粛かな笑

あとどんな展開だったとしても呉蜀連合軍の勝利を確実にするという焼肉の場合面白かった
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