イバ

王の願い ハングルの始まりのイバのレビュー・感想・評価

3.6
静かに情熱を持って、成し遂げる。

世宗のことはほとんど知らず、事前情報いれずに鑑賞。
王としての立場、臣下たちとの溝、民への想い、伴侶としての愛情、成すべきことへの葛藤と情熱。
完璧ではない一人の「人間」としての『世宗』だったのじゃないかと思う。

ガンホさんの王様役は「王の運命」の『英祖』で二度目。全く性格も思考回路も違う二人だけど、とてもよく似ているというか。『「王」という立場にいる人間』という気持ちが似てる気がした。
ガンホさんが演じるキャラクターは、その職業(立場)の世間一般的なイメージを内包しながらも唯一無二のものになるんだよな〜なんでだろう。
凄すぎる。

文字ができていく過程も大変面白くて、解説付きで何度も観たい。
役者陣も素晴らしくてめちゃくちゃ見応えある作品でした。
イバ

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