PIRORIN

犬王のPIRORINのネタバレレビュー・内容・結末

犬王(2021年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

家でだらだら鑑賞。
前情報を全く無しで見始めて、最初スマホいじっていたが、草薙剣で友魚が盲目になった表現で、一気に引き込まれた。

盲目で世界を感じる映像が良かった!
この世界の片隅にと同じ類の良さだった!


・実在の人物に、こうだったのかな?のフィクションを混ぜたような話大好きだから、題材からして良かった!
・奇形のデザインが程よくて惹かれた。腕がながくてなんだか大きいのとか、お面の目の穴がチグハグなのとか。
・犬王に足が生えて軽快にダンスし始めたとき、嬉しさが伝わってきた!始終ダンスのアニメーションがぬるぬるだったなあ
・友魚が覚醒していって女方のような姿、妖美で好みなキャラデザであったぞ!
・最初の演目で、隣の人がマイケルジャクソンのダンスじゃん、って言ってから、何が元ネタか考えて見るようになった。それが面白かった
・当時の人にとって2人の演目は超新鮮で熱狂しちゃう内容で、それはきっとマイケルジャクソンとかクイーンが世に登場したときみたいだったんじゃないか、という例えと捉えた。ナイスなオマージュと思った!
・友魚父が幽霊で出てくるくだりは、サラッとコミカルに終わってて、その塩梅もとても良かった。くどくなく。むしろ愛らしい。
・終盤で突然の「おまえ津田健次郎だったのか」低くぼそぼそ話すと急にツダケンになる。直前に見てたワンピースフィルムレッドも全く同じだったから笑った
・アヴちゃん歌うますぎる


三種の神器とか、南北朝時代を詳しく勉強したくなった!
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