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生きるのmorimotoseiichiのネタバレレビュー・内容・結末

生きる(1952年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

2018年5月12日(土)に鑑賞。ナレーションは説明的で好みではないが、全体的としてはなかなかよかった。また、白黒のフィルムによる光と影の具合が絶妙でさすがといった感じ。物語の終盤で渡辺のお通夜に列席している者たちの記憶をパズルのように組み立てて渡辺のさいごを明らかにしていく演出もすばらしい。いろいろな人が出入りするお通夜の席を舞台にするというあたり、脚本もなかなか。