さき

ソウルフル・ワールドのさきのレビュー・感想・評価

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)
5.0
2020年末あたりに観た作品から全くレビューができてなくて…
お久しぶりです。
またレビュー頑張ります!

というわけで、今作!
昨年(2020)はコロナ禍ということもあり、あまり映画館にも行けず、でも今作のように配信で新作がジャンジャン観られる貴重な年でした。そんな中で観たのですが、もう!!昨年のベストです👏

当たり前のこととか、普段あまり気にしてないこと、そんなことがかけがえのない、とっても素晴らしいことなんだ!と教えてくれました。奇しくもコロナ禍で自由が利かず、普通のことが普通じゃないってわかった年でもあったので、より心に沁みました。

ディズニーはこれまでも脳内や死後の世界などなど、きっとこうなんだろうなぁって、人々が空想してることを、素敵なイマジナリーな世界に仕上げていましたが、今作でもそれは健在で、人が生まれる前の魂たちの世界、なんでひとりひとり性格や性質、考えること、、、そういうのが違うんだろうって思ってたことが可視化されて、不思議とそれが本当のことのように感じられる。本当に素晴らしい。

そんな素晴らしい世界観を構築しているのだけど、今作の本質はそこではない。生きるとは、楽しいとは…大人になればなるほど忘れちゃうことって沢山あって、多分、今作が言わんとする“人生の意義”を心から純粋に楽しめてるのって、赤ちゃんだったり幼い子どもたちだなぁって思います。その頃に戻りたいとは思わない。だけど、『初心忘れるべからず』これは人生においてすっごく大切だなぁと、今作で思い知らされました。
さき

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