さき

私というパズルのさきのレビュー・感想・評価

私というパズル(2020年製作の映画)
3.4
普段、レビューを好き嫌いっていう次元で書いている私にとって、こういう作品のレビューを書くのって、一苦労だったりします、、面白い面白くないっていう次元で書いちゃいけない感じがしちゃうのです、、そういう前置きを頭に入れた上でこのレビューを読んでくださると幸いです、、、

確かに、女優賞、冒頭30分はドキュメンタリー映画を観ているのかと錯覚するくらい、リアルな演技で、その後の悲しみの表現も凄かった。でも、妊娠出産を経験したことのない私にとって、これがリアルに近い演技だとは思いましたが、現実の話としては見れなくて、完全な傍観者、裁判のイチ傍聴者でしかなくて、どのキャラクターの気持ちもわからない、しまいには眠たくなって来ちゃう、、、

でも、何が正しい、正しかった、誰が正しい、正しくない、どうすることが正解か、、生きている上で、本当の正解なんてどこにも誰にも無いのに、”自分”や”自分の考え”を他人に押し付けちゃうまたは、押し付けられる、そんなことってよくあると思う。でもそれが時に人を知らぬうちに傷つけてしまっていることもあるんだな、それはこれから心に留めておきたいと思います。
さき

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