なーち

ソウルフル・ワールドのなーちのレビュー・感想・評価

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)
4.0
【1日1日のかけがえのなさに気づかさせてくれる作品、ピクサーは妙に刺さるんよなあ】

子供向けのピクサー作品のはずが、大人にまでぶっささるシリーズ、というか普通にピクサーは良い!作品の題名からして、ソウル系の良い感じの話なのかなとは思ってはいたけど、案の定良い方向にもっていってる作品だった。

主人公はニューヨークでジャズ・ミュージシャンを夢見る音楽教師のジョー。ある時有名なサックスプレイヤーのピアニストとしてデビューすることが決まったが、嬉しさのあまりマンホールに落ちてしまいそのまま命を絶ってしまう、、その後ソウルの世界へと行く、、ソウルの世界に行ってからは中々斬新な設定の数々で、自分たちも本当はこんな感じで生まれてきているのでは?と錯覚してしまう。何ともピクサーらしい描き方だ。

そのソウルの世界ではどんな自分になるか、それぞれの個性を出すきらめきを見つける必要があるのだが、そのきらめきを見つけきれない22番がこれまた良いキャラクターだった。22番を通してジョーもしかり観ている我々もそのきらめきとは何か?その大切さに気づかさせてくれて、とてもほっこりさせてくれる。最後22番はどんなソウルとして誕生したのかもシンプルに気になるところ。
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