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ソウルフル・ワールドの913のレビュー・感想・評価

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)
3.8
「生きるって楽しいことだ!」

ディズニーアニメ映画で、ピクサー作品。原語版だとジェイミーフォックスが主人公の声やってる。吹き替え版だとハマケンが声やってる。やめてくれよ...と言いたいとこだがハマケンの声合ってたしむしろ上手かったと思う。ホントは2020年に劇場公開されるはずだったのだがコロナの影響で配信オンリーになってしまった。しかし昨今になって他の配信オンリーだった作品と共に劇場上映されようとしているのだ。ま、俺はディズニープラスで観たんすけどね。

音楽教師のジョーはジャズミュージシャンとしての夢が叶う寸前、マンホールに落ちてしまう。目を覚ますとそこは自分がどんな人間になるのか決めるソウルの世界でジョーは相棒の22番といわれるソウルと共に自分自身の人生に見つめ直していく。

これ子供向け、ファミリー向けの作品とか書いてあったけど大人向けじゃないっすかねこれ。何気なく過ごしている生活、年を重ねていくごとに初めての経験が少なくなっていき新鮮味がなくなること、そんなことを考えさせられた。だからなにごとも未経験なことが多い子供も楽しめるんだろうが、殺伐とした社会人として生きている大人たちが観た方が楽しめると思う。心のロードムービーだな。もちろんディズニー映画ならではのコンビでの冒険、喧嘩、そして和解といういつもの展開で安心。

生きたい。
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