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ベル・エポックでもう一度のAMYのレビュー・感想・評価

ベル・エポックでもう一度(2019年製作の映画)
2.5
公開当時、見に行くか迷った作品

他の方のレビューにも多いように、あらすじを読んだ時点では、タイムスリップものかと思ってたけど、実際は戻りたい時代のセットを用意してくれて、さも昔に戻ったように思わせてくれるというタイムトラベルサービスだった
現実味があってこっちの方が良いかも

最近見たのもあって、裏方の焦り方とか演出とか“The Truman Show”みたいだなと思った
主人公本人は作られた世界、偽物と知ってるいるところが違うところだけど

自分は戻りたい瞬間、時代がいっぱいあるタイプだけど、作り物で再現されたセットや人じゃきっと満足できないだろうし、その瞬間瞬間に持った感情っておんなじ温度感で二度と再現できないって思っているから、虚しくなってしまうだけかもと思った

演出家が用意した台本にあった
“自分が望む状態で相手は止まってくれない”
ってセリフが刺さる
時代が移り変われば、見た目だけでなく多少なりともみんな変わってしまうもの

劇中で"(There's) Always Something There to Remind Me"が流れたの嬉しかった
よく聞くと、作品にぴったりな歌だなと思った
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