このレビューはネタバレを含みます
父が亡くなり、葬儀に集まった家族の物語。
やや疑問も残るんだけど、全体的なストーリーは好きでした。
お通夜の振舞い料理で、父親との思い出の手料理を母親が振舞うのは良いなぁと思って、頭の中で、いつか母が亡くなったら母の思い出の料理を兄弟と作って食べるの良いななんて想像をして泣きそうになったんだけど、お通夜の振舞い料理で出すなら、一応取ったものもあった方がいいんじゃないか？と気になってしまった。
あんまり会わない親戚とかもいるだろうし、全員分作るのも大変だし、＋αの方が良いのでは…と。
結局、親子だけでキッチンで食べてるし、そこの分だけで良かったよね🤔
料理を通して、過去と現在が行き来するのはとても良かったです。家族の思い出が蘇ってきて、心に来る良いシーンがたくさんあった😢👏
料理って味もそうだけど、その時の楽しかった事とか、温もりとか色々記憶に残るもんね。
ただ、一番残念だったのは料理の見た目というか写し方。どの料理も美味しそう！！ってならなかったんだよね…
もうちょっと、目で見て分かる懐かしさや、思い出が蘇るキラキラした感じや温かさが欲しかったなぁ。これは本当に残念。
むしろ料理映画でこれは初めて観たレベル🙄
いや、だがしかし！
キャストがめちゃくちゃ良かったー😭🙏✨
永瀬正敏もこのお父さん役ぴったりだったし、斉藤由貴の絶妙な表情も良かった👏
戸田恵梨香のうわーいるいる田舎にこういう女！感もちょっと嫌悪を感じながら絶妙だったし、子役たちもめちゃくちゃ良かったよね。
染谷将太も観れば観るほど好きになるわ～！なんでこんなに自然なんだろう。素晴らしいよね、本当に。おはぎのシーンのむせり方からの胸熱エピソードも良きでした😭🙏
満を持して出てきた窪塚洋介の存在感も素晴らしかったな。ビジュアルも好きです❤️
母の告白は、大人になった今全然ありだなと思うんだけど、父親の好き嫌いがバレていない距離感の親子だった事を踏まえると、言わなくて良かったんじゃ…とも思ってしまった。
子供にとって親って親でしかない存在から、子供も歳を重ねて行く中で、親も一人の人間で男であり女であり…っていうのを感じて行くと思うんだけど、ここの親子はまだ親は親の感じなのかなって…ちゃんと受け入れられたのかしら…。
色々大きく思う部分があったので、残念ではあったけど、個人的には好きでした。
じわじわと心に沁みてくる感じ😌✨
だけど、人には薦めないかな😂
2024-035
