あびる

最初の晩餐のあびるのレビュー・感想・評価

最初の晩餐(2019年製作の映画)
5.0
この映画めちゃくちゃ良かったんですよ~
家族って「家族」という記号により無理やり固められた奇妙な集団なんだよな~
家族って「家族」であることによって尊敬したり愛することを強要するから犬とか猫とか無条件に何も求めてこない生物のほうが真実の愛だよとかミラン・クンデラの『存在の耐えられない軽さ』に書いてた。

とはいえこの映画のハイライトは「父親」を反復するかのような容姿になって満を持して登場する窪塚洋介がキッチンで料理する姿と染谷が発する「え、家族ってなに」という問いの絶妙な間であることは間違いない
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