ほーく

ゾンビ津波のほーくのレビュー・感想・評価

ゾンビ津波(2019年製作の映画)
1.0
ナイト・オブ・ザ・リビングデッド、カミング・スーン

【布教活動】

どえらい公式アカウントさんに出会ってしまった

映画『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド4Kリマスター版』6.17より公開
さんだ

この公式さんとの出会いは三日前
Twitterのゾンビ総選挙というタグで遊んでいた時だ
私は複数の作品名を列挙したツイートを投稿した

ナイト・オブ・ザ・リビングデッドは、その中のひとつに過ぎない

そのツイートに約20時間後、公式さんがいいねしてくれたのだ

その時は、Twitter社の公式マークもないし、公式さんかどうか半信半疑だった


そして、昨夜
公式さんがツイートしたナイト・オブ・ザ・リビングデッドの上映スケジュールを見て、私は呟いた
「うおー、行きてー。でも遠い〜」

その僅か20分後、公式さんがリプをしてくれた
画像付き&ゾンビプレイで
「オイデェ…」

公式さんがリプを付けるなんてなかなかない
それも、作品の世界観を加味して

私は、ぶったまげた
そして、冷静さを失ったまま、おふざけリプを返してしまった
普通ならば、そんなものは相手にしないだろう

だが、この公式さんは一味違う
即座に、いいねをぶち込んできた

そこから、約3時間
私がツイートする
公式さんがいいねを付ける
ときには、ロールプレイなコメントを付ける
そんなラリーが断続的に交わされた

こんなに一個人アカウントの相手をする公式さんなんて前代未聞だ

私は感激屋だ
すっかり、この公式さんに参ってしまった

残念なことに我が岡山での上映は目処が立っていない

だから、私は遠征する

そう、大阪へと

ということで、ゾンビ愛好家の方
地元の上映スケジュールをチェックだ

推しの公式に絶望した痛みは
推しの公式さんが癒やしてくれた

しかも、その作品はマイベスト3の一角なんだぜ

ということで、当分の間、浮かれてますので
苦笑いしながら生暖かく見守ってください

では、お待たせしました
本来の作品についてです

TSUTAYAで準新作110円。
私は、ゾンビ映画が大好きだ。
だから、あえて私財を擲ち、有限なる時間を費やし、ゾンビ映画を観る。
だから、こんな結果になることはよくあることだし、百も承知だ。
でもね、文句くらいは言わせてほしい。
ゾンビ映画に敬意の欠片もなかった。
ということで、これから罵詈雑言が続くと思う。どうしても、この映画を楽しみたい好事家はここで読むのを止め、初志貫徹してほしい。それは、あなたの意志であり、それは尊重されるべきた。
観るかどうか思案をしており、一つの判断材料にしたければ、続きを読んでみてもいいかも知れない。
まあ、退屈しのぎを求めている場合もありかな。
さて、いくつか述べるとしよう。
まず、そもそも津波を舐めている。
東日本大震災を目の当たりにしたものにとって、いや、近年のアジアで発生した津波の映像を見たことがあるものにとって、あんな馬鹿馬鹿しい描写には笑いも起きやしない。
次に、その津波というガジェットの扱いについて。
単なるで落ちだ。物語を盛り上げるためには何ら寄与していない。
津波じゃなきゃダメなことなんて、ひとつもない。
人物描写について、よくある話なんだが、死亡フラグが分かりやす過ぎて、驚きも何もあったもんじゃない。
で、最後に何ハッピーエンド的にしてんの?あんたら、知り合い何人死んだのよ?
最後に、一番ダメなのが、やはりゾンビに敬意の欠片もないところ。
どんなヘンテコリンな作品でもゾンビに愛を感じられたら私はその作品を肯定する。
低予算でも工夫をしている作品なんて山ほどある。
ゾンビ映画を愛して止まないものにとって、この映画を否定するには充分だった。
さて、また次の作品を探そう。
ほーく

ほーく