このレビューはネタバレを含みます
君は世界を守れ、僕が君を守る
貧しさから抜けだすため、イジメにあってもひたすら一流校への受験を目指すチェンニェン
チンピラの道を歩むことで、親に捨てられてもひとり生きてきたシャオペイ
イジメをきっかけに出会い、互いにかかわっていくふたり。
そのイジメ描写のすごさから世間を動かした作品として評価されているけれど、
ラブストーリー、愛の物語でもある。
君は世界を守れ、僕が君を守る
こう決めたあとのふたりがすごい。
取り調べ室でカマかけられるシーン。
面会で、セリフひとつない表情とカメラワークだけで気持ちをやりとりするシーン。
そして、これまで見たことないようなせつないキスシーン。
チョウ・ドンユィさんは冷たい感じであまり好きではない女優さんてしたが、この役はどストライク。シャオペイ役の役者さんもどんどんカッコよく見えてきて、良い作品に出会えたなあという満足感でいっぱいです。