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ブラック・レインのsanyaaanのレビュー・感想・評価

ブラック・レイン(1989年製作の映画)
3.6
【30年前のバブル期日本を思い出し、懐かしむ映画】465

《感想》
当時、映画館に観に行って、カッコよかった印象のある映画だったので
30年ぶりにアマプラで再鑑賞。

あれから30年。
バブル絶頂期の日本。いやはや、懐かしいと言う感覚。
暴走族がいて、ネオン街が輝いていて、浮き足立っている感じが懐かしく、
高倉健が描く警察もこんな感じでした。
ハキハキせず、無口な日本男子、武士道的な感覚。
中には英語には笑顔の愛嬌で答える人がいたりと。。。

当時を謳歌した方なら、分かると思います。
きっと懐かしくなります。

松田優作の遺作ですが
当時、映画館で見た時は迫力あって凄いと思いましたが
今見ると、残念ながら「顔芸」に見えてしまう。。
子分の演技もわざとらしく、
今ならとても有り得ない演技に思える。
でも、松田優作さんも今生きていたら、素晴らしい役者になっていたと思うと残念で仕方ありません。

高倉健さんは相変わらず渋いです。
30年も経つと色んな名俳優さんが亡くなられて、寂しい限りです。

内容としては普通なので
昭和の雰囲気を楽しみたい方にお薦めです。

《物語》
1989年アメリカ映画。
大阪を舞台に日米の刑事たちが、文化的思想やスタイルの違いから対立しながらも互いに理解・協力し、ヤクザと戦う活躍と友情の絆を描くポリス・アクション映画。
キャッチコピーは、「男達の深い悲しみと怒りが、激しく心をうつ。大都会の夜を降りしきる冷たい雨のように…」で、豪華な日米の出演陣でも話題になりました。
また、惜しくも劇場映画作品としては、ブラック・レインは松田優作の遺作となった映画でもあります。
(以上「映画ウォッチ」より)

監督
リドリー・スコット
出演
マイケル・ダグラス(ニック・コンクリン)
高倉健(松本正博)
アンディ・ガルシア(チャーリー・ヴィンセント)
松田優作(佐藤浩史)
ケイト・キャプショー(ジョイス)

《こんな話》
・マフィアとヤクザ
・バブル期の日本(大阪)
・日米合作作品

《関連する映画》
・ラストサムライ(日米共演)
・オデッセイ(リドリー・スコット監督)
・ゲーム(マイケル・ダグラス)
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