Badhaai Doからの流れで見ました。
テーマもちょっとだけ似ていたかな?
ソーナム・カプールとアニル・カプールの親子出演の映画にふさわしくテーマは深刻ながら、小洒落ていて華やかな映画でした。華やかなで明るいコメディーリリーフをを何歳になっても変わらず美しいジューヒー・チャウラーさんが担っているのも◎。
「ある女の子と出会ったらこうなった」という意味のタイトルがずっと気になっていましたが、結構含みのあるタイトルでした。
演技派俳優のラージクマール・ラーオさん、踊らないのかと思っていたら、ここのところちゃんと踊っている作品に立て続けに出会いました。結婚式の場面があれば踊ってなんぼですからね。
映画ファミリーに生まれて親から独立して脚本家修行中のサーヒル・ミルザー。ある時劇場に逃げ込んできた美女に、本当の恋をあなたは知らないと言われる。
その美女を追ってパンジャーブのある街に行き、演劇教室を開くことに。
さてそこで演じるそのお芝居の顛末は?というお話でした。
街一番のお金持ちで手広く衣料関係の商品を製造しているシェフになりたかった父親がアニル・カプール。
ヒロインの美女をソーナム・カプール。
何かと監視したがる兄がいて、演劇を学んだケイタリング・サービスのおばさんにジューヒー・チャウラー。
使用人はヒロインの結婚相手が誰に決まるかで賭けをしていて、誰の味方でもない。
楽しくてほろ苦いコメディーでした。
ソーナムの孤独とアニルパパの明るさが対称的。
しかし、ソーナムの出る映画って、本気で社会問題を扱っているようで、よく考えると誰得?と思うのが多いですね。
この映画の結末も、他所ではそうそううまく行かないのでは?と思ったりしたのですが、映画自体は「パッドマン」よりはインドでは実効ありそうだと思いました。
キャストが豪華なので、ミニシアター系か映画祭公開したら喜ばれそう。