このレビューはネタバレを含みます
"Ironman2"からMCUを追ってきて11年、やっとこさ登場したアジア人ヒーロー。ブラックの方もBP誕生の際はこんな心境だったのだろうか。まずもってめでたい。
さてその内容だけれど、良くも悪くも「アメリカンイメージの神秘的アジア世界」の域を出ないのは確か。ただ、決して楽しめなかったわけではなく、 むしろポップコーンムーヴィーとして大満足。
ここに言及したかったからネタバレ設定したのだけれど、やはり気になるのはMCU世界での"Ten Rings"の扱い。
ここはどうしても後付け設定になってしまうけれど、ウェンウーの説明台詞には少しばかり笑ってしまった。その後のサー・キングズレーの登場にはやはり驚くと共に笑みがこぼれる。
オリジン回であるためまだこれから。ウォンの台詞にもあった通り、ここから彼らのジャーニーが始まっていく。
拡大し続けるMCU世界でシャンとケイティがどのような冒険を繰り広げるのか、新生テン・リングスの暗躍を今から楽しみにしていきたい。
とりあえず「ようこそ、サーカスへ」。これだからMCUは飽きない。