バリカタ

青葉家のテーブルのバリカタのレビュー・感想・評価

青葉家のテーブル(2021年製作の映画)
2.0
web短編ドラマの長編版だったのか。
知りませんでした。
あー、調べてからにしとけばよかった。
短編観たことないですが、きっとその
短編ファンは楽しめるつくりなんでしょうね。

西田さん、市川さんメインキャストの作品は
なかなかないので観なくちゃと思い鑑賞しましたが、、、
僕が苦手な類の作品でした。

短編ドラマがどんなテイストか?はわかりませんが、
本作を見る限り、誰も傷つかない、人間の嫌なところが
これっぽちも描かれない、いい人しかでてこない、
よくある心地良さ追求ドラマでした。
うん、座り心地がよい椅子、ソファのような、
あーまさに、北欧家具、、、なんですかね?
そんな感じでした。
どうも僕はクセがある、強い作品が好きなものですから
合わなかったですね。

内容としては青春お花畑映画でした。
友達っていいよね!
今を、あの頃を共有できる友は宝だよね!
若者は可能性の塊だよね!
いやぁ、前向きなテーマで良いですね。

ただ、うーむ、、、、ただ!
短編は短編のままで良かったのかな?なんて。
短編だったから、この類のエピソード類でもOK
だったのではないかなぁ?
もしくは2時間テレビドラマで良かったんじゃない?
映画でつくるほどの内容ではない気がします。
だって、ただただ夢見たいなエピソードの
羅列なんだもん。

特に優子エピソードはイライラの連続で。
まぁ子供のすることに目鯨たてちゃぁいけないの
ですが、エピソード作るための行動やないか!
いろんなことしてみたい!って都合よ過ぎ。
周りは受け入れ過ぎ。
そんなに簡単な話か?2WEEKの間に詰め込みすぎ!
さらに交友断絶中の友人の娘を預かるかぁ?とか
僕が苦手なエピソードのための設定やご都合が
かなり見えてしまい、受け入れられなかったのです。

人間ドラマに「暗」を求める方には不向きな作品。
だから僕には残念な一本でした。
心地よさを求めるならオススメです