オープニング。
クリスチャンベイルがマッドマックスのウォーボーイみたいで、あ、意外とシリアスで世紀末な演出…?にワクワク。
そういえば出てくる神様みな金持ちで太ってたり必要以上に派手だったり神経質だったりしてちっとも守ってくれなさそうなのは、今話題の宗教と政治の癒着にも言えることなのでしょうね。
崇め奉ってくれる民のところに甘い汁どころか命の水さえも降りてこない。
本当に神は必要なのか?
意外と社会派なのか?
流石にそんな期待してたら簡単に裏切られます。
タイカ・ワイティティですもん。
て感じで、
豪華出演陣によるアスガルド劇場までは笑えたけど、そこからの小ネタは聞き流してしまい、
そうしたら、
どうでもいいことに時間を費やされた物語になってしまった気がしました。
ジェーンは助かると思ってムジョルニアに近づいたはずなのに。
子供たちは戦いに巻き込むべきじゃないのに。
ゴアは願いを叶える寸前だったのに。
やっとソーが、喪失感を乗り越えて一歩未来に向かって踏み出した物語と思えばいいのでしょうが、それにしては茶化し過ぎじゃね?なんて。
楽しく見た割に残ってなくて、寂しくなったもんで。
劇伴は良かったです。
最後の子供達を交えての戦いに「November rain」のアウトロ(PVでは一転お葬式になる場面)を使うって凄いセンスと思ったんだけど、でももうあと4小節で終わるとかわかってしまうのよね…みんなが知ってる音楽を使うのも、そういう欠点があるんですね。