ブラックパンサー／ワカンダ・フォーエバーのmtのネタバレレビュー・内容・結末

チャドウィックを映像で作り上げて登場させなかった制作陣英断。
まさか先祖の平原でティチャラ王ではなくあの人に会うとは…予想外すぎて驚いたが。

チャドウィックが登場せずとも、映画の随所に彼の面影、彼の遺したものが感じられ、声が聞こえ姿が見えるようであった。
復讐心に囚われたシュリが放ったワカンダフォーエバーと、母の声を聞き自分を取り戻したシュリの放ったワカンダフォーエバーの対比。気高きティチャラが見守っていて導いてくれたように感じた。

最後の海でチャドウィックを無音で思い起こすシーンとエンドロールでは、
彼の存在の大きさ、そして彼が守り抜き受け継がれるワカンダへの愛や思いを感じて感情が溢れ、声を押し殺して泣くのに必死だった。

ティチャラ王は映画の中で生き続けます。
ありがとうチャドウィック、ワカンダフォーエバー。