takanoひねもすのたり

スパイク・ガールズのtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

スパイク・ガールズ(2019年製作の映画)
3.4
教訓・生き残るためにバレーをしろ。

マッチョマッチョメーン♪
が激似合う女子バレーボールチームファルコンズ。遠征から帰ろうとした時にトラブル発生。
森で一晩野宿してたら、武装ハンターに囲まれてさあ大変!!という話し。

「逃げろー!」と太っちょコーチの第一声。
いの一番に逃げ出して、メンバー置き去り。
ひwwwどwwwいwww

結局メンバーは分裂して森の中を逃げ回る。

武装ハンターは激しくアナクロな服装なんだけれど、個々のキチ度ビジュアルが割りに高く、土地勘あるし、森の中を逃げ回るメンバー達を、ゆったり追い詰めてゆきます。

コメディだしチームの面々は何だかんだで生き延びるだろ…と構えてたら、早々にひとりが退場し、様相は生存サバイバルに。

フランス産だからか血飛沫のサービスが大量。
ゴア描写はけっこう多し、ショットガンでどてっ腹に穴あくし、頭バーンも、首チョンパも。
バレーのスパイクが顔面直撃して血飛沫が円を描くスローモーションも無駄にカッコ良くて笑う。

ただし、ちまっと可愛いチワワがかなり酷い目にあうのでワンコ好きな方は要注意。

なかなかみないであろう女子の横並び連れション、レズカップルのいちゃいちゃ、えげつない下ネタ等、お下品な場面も。
彼女達のパンチが強くて文化の差を思い知る。

武装ハンターは謎のカルトっぽく、アジトには干し首が沢山。
レコード盤の上でくるくる回ってる生首がいいですねぇ、更に生首の仕上げが気に入らずブチ切れるメンバーも良きです。

いの一番に逃げ出したコーチがラストを掻っ攫ってゆき、一番最悪なのがメンバーのモルガンヌという、武装ハンターの存在肩なしの結末。

女子チーム全員無双!な予想で観てたら、終わってみれば生存者は数名でした。

なんか意外と予想を外してきた 笑
個人的には、女子あるあると、ちょっと間抜けな武装ハンターとの攻防が面白かったです。
ゴアもアホっぽくてツボだった♪

でもこのタイプの笑いは人を選びそうかも。
誰にでもウケる方面ではないかもです。
個人的にはおすすめ。