ゴリラ

KCIA 南山の部長たちのゴリラのレビュー・感想・評価

KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)
3.5
約1年3ヶ月ぶりの韓国映画…


内容云々ではなく…

韓国映画に渇いた俺の肌に
イ・ビョンホンが…
イ・ソンミンが…
クァク・ドウォンが…
ジュッワ〜〜と染み込んでくる…

ザッパ〜〜〜〜!!(ショーシャンクのポーズ)

照れ臭そうに鼻の下を人差し指で擦る俺に
イ・ビョンホンが肩を回してきた
「待ってたぜ!」
反対側からはイ・ソンミン
「何やってたんだよ!」
正面からクァク・ドウォンが俺のボディに一発
「これで帳消しにしてやるよ!」
ははっ、きっつい一発食らっちまったぜ…

ははは、ははは、ははは〜

そして、俺たちは光の中へ消えていった…


え〜〜…妄想はさておき…


【あらすじ】
本作は1979年に起きた朴正煕大統領暗殺事件をモチーフに、実質NO.2的ポジションにあたるKCIAの部長や大統領側近たち各々の思惑が渦巻き…的な作品
大統領と絶対的な信頼関係にあるように見えたイ・ビョンホン演じるKCIAキム部長がいかにして大統領暗殺に至ったのかを描いている


【朴正煕】
朴正煕は前大統領・朴槿恵のお父さん
他の映画だと『大統領の理髪師』で彼のことが扱われてた
韓国だと高度経済成長の礎を築いた人として評価される一方、軍事独裁者として批判されたりと評価は二分されてるらしい
彼の後に大統領に就いたおハゲがトレードマークの全斗煥は大体どの作品の中でも大悪党として描かれてるけど、朴正煕はそこまで悪くは描かれてない印象(本作でもおハゲ登場、しっかりゲス野郎を全う笑)


【感想】
実録政治モノなので小難しいかもと敬遠してたけど、ある程度丁寧に説明してくれるし、イ・ビョンホン目線で観ていけば「なるほどな〜」となるので意外と見やすいかも

この映画を恋愛モノに例えるなら…
一途なイ・ビョンホンが、プレイボーイなイ・ソンミンに「お前が1番大事だぜ…でも、お前のツレのアイツなんかうざいから縁切ってくんない?」って言われ、断腸の思いで縁を切ったら、電話で別の女にも「やっぱりお前が1番だぜ」って言ってるの聞いて、キーーーっ!ってなって泣きながら復讐するみたいな話かな?笑

もう少しイ・ビョンホンとクァクドウォンの友情やイ・ソンミンとの父子的な関係性を掘り下げるような過去の回想があった方がよりエモくなったんかなぁ〜と思ったけど、あくまで実録ものだからそこまでやっちゃうとやり過ぎなんかな…?


なにはともあれ1年3ヶ月ぶりに韓国映画が脂ののった役者陣の演技合戦を堪能できたんで良かった!



------------------------ キリトリ ------------------------
          妄想部の皆様
昨年の2月から急に蒸発してしまい、ご心配おかけしました💦
1年3ヶ月ぶりに韓国映画を観て、嗚呼この感じこの感じと染み染み韓国映画っていいなぁと…
また少しずつワチャワチャ、ダラダラできれば幸いです🙇‍♂️
ゴリラ

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