KCIA 南山の部長たちの作品情報・感想・評価・動画配信

「KCIA 南山の部長たち」に投稿された感想・評価

納豆

納豆の感想・評価

5.0
初めての韓国映画、こういった映画は妻や恋人など主人公を支える人が出てくるのだが一切おらず主人公1人で考え全てやったところに意外性を感じ面白く感じた。
yoooyooo

yoooyoooの感想・評価

3.8
1979年なんてこの前なのに、このあともまだ軍事政権が続くのか…。知ってたけど、韓国の民主主義ってこれからなんだなと今さら実感。
映画の情景が日本の平成直前の風景と似ている分、バンバン暗殺されるミスマッチ感が怖い。ミセンでめっちゃ好きだったオ次長が、朴正煕大統領役だと途中から気づいて余計怖い😨
キム部長をかっこよく演じるのでなく、誰か殺したらやっぱこうなるよねみたいな人間らしい演技はさすが。
つばき

つばきの感想・評価

3.0
ミセンを今観ているが、オ課長役のイソンミンが大統領役を演じていたので驚いた。

韓国の実話ベースのこの作品。革命を仕掛けて民主化を成し遂げた政権が傀儡政権となり、結果的には後の軍事政権につながってしまうという皮肉。韓国映画は実に激動すぎる近代史を描くのがうまい。
遅ればせながらようやく観ました!
まるでマフィア映画を見てるかのような、朴正煕大統領暗殺事件をめぐる硬派な政治サスペンスです。
いやー、韓国の歴史はほんとにドラマチックでおもしろいですね。
これが1979年という、割と最近のできごとというのも毎度驚かされます。

とにかく、キャストが素晴らしいんですよね。
大統領の側近であるKCIAトップのキム部長を演じたイビョンホンがもう…。
七三にメガネ、仕立ての良いスーツとコートと帽子というクラシカルなスタイルが最高に似合ってて、かっこいいのなんの。
どれだけイケメンでも若い人にはあの雰囲気や色気は醸し出せないだろうという風格があります。

わたしは朴正煕大統領の顔や声や雰囲気など知らないので、イソンミンがどれだけ寄せてるかはわかりませんが、韓国の人ならイソンミンの演技ももっと楽しめたんだろうと想像します。
いつものイソンミンと話し方や声が違ってたし、目つきなんかも凄みがあり、朴正煕を知らなくても、イソンミンの演技のすごさを感じることができました。

「革命」を志し共に歩んできた朴大統領を敬愛しつつも、だんだんNo.2の地位を警護室長の台頭によって脅かされ、梯子を外されていく寂しさや嫉妬、焦りや怒りなど、ポーカーフェイスを貫きながらも、その内面は様々な感情が渦巻いていて、それをイビョンホンが見事に演じていて、ほんとに素晴らしかったです。

オレの朴大統領があの忌まわしいクソ野郎のクァク警護室長とイチャイチャするなんて許せねぇ!くらいのキム部長の嫉妬ぶりはBLですか笑
そうしてヤキモキしてるキム部長に対してアメとムチを使うように、ある時は心の内を見せて忠心を買い、ある時は突き放し、そうして翻弄させる朴正煕のしたたかさなど、その心理的な動きがスリリングで面白く、とっても見応えがありました。

また、クァクドウォン演じるパク元KCIA部長もキム部長も、どちらも靴が片方脱げるところとか、クライマックスでのスッテンころりんや飴ガリガリなど、印象に残るシーンの作り方も見事でした。

映画の最後に全斗煥が映りましたが、朴正煕暗殺後も全斗煥によるクーデターを経てさらなる軍事独裁政権が続き、民主化運動を圧倒的な暴力でもって徹底的に弾圧し、「タクシー運転手」や「1987」に繋がっていくんだなと思うと感慨深いものがあります。

あとは、まあ日本もそれに近いものがあるんでしょうけども、韓国の政治に対するアメリカの影響の大きさってこんなだったのかと驚きました。
アメリカの傀儡とまではいかなくても、ある意味アメリカの意向に沿う事がかなり重視されてたのですね。

でも独裁であまりに人権蹂躙が酷いため、もう少し韓国を民主化させないとアメリカの国際的な地位にも悪影響を及ぼすという懸念があったということなんでしょう。
アメリカが、暴走する朴大統領を下ろしたら、キム部長を大統領にしたげるよ、という話を持ちかけてましたが、拷問や殺人もしまくってる諜報機関のトップを大統領にするだなんて、それもどやねん?と思うところがありました。
そんな歴史的背景も知れて面白かったです。

47
ヨあら

ヨあらの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

コリアゲート~朴大統領暗殺という政治的事件を扱いながら、暗殺の実行犯であるキム部長にフォーカスし非常に私的、ヒューマンな心理的動揺を描写した映画。イ・ビョンホン演ずるキム部長、本来大変に優秀でクレバーな人物として描写される彼が、権力闘争の陥穿にハマりこみ(というか、もうとっくにポイントオブノーリターンを過ぎていたことに気づき)、危険で愚かしくすらある挙に手を染めていく姿。傍目には滑稽さすら感じる分、「そこまでに至ってしまった状況」を思うと余計に背筋が凍る。時々「なぜか大学受験前日に戻っている夢」とか「数時間後に出す見積書が全く手付かずになっている夢」なんかを見る。キム部長に感情移入するほどに、その時の焦燥感がずっと続くような映画。独裁者特有の意図的なコミュニケーション不全を存分に駆使してくる朴大統領は本当に怖い。チェ(作中ではクァク)室長の映画悪役らしいコテコテの小物感も、背後に大統領が控えることで却って異常状態らしい恐怖を増している。大統領を巡る愛憎をBLに例える評も説得的だが、一方で組織人なら誰もが心当たりのある暗闘だろう...それにしても、成熟した大人たちがガチガチの公務を巡って繰り広げる悪戦苦闘は何故ここまで面白いのか!
Snowman

Snowmanの感想・評価

3.8
そうかぁーこれ実話やったんや・・・・
1979年にねぇ😣
ついこの間やないですか・・・
戦争に革命、軍事政権、そして民主化。

イ・ビョンホンさんが主役だったんや。
色々な言語が飛び交うので吹き替えでは面白さが分かりづらいかも。字幕で見直したい。
記録

もっと韓国の歴史勉強して観ればよかった💦
ここからあの映画にも繋がるのねとうっすらはわかるけど、
自分の知識のなさがもどかしかった。

ここまでイケメンオーラ消して
ここぞという時に迫力出せるイ・ビョンホンはさすがです。
1979年のパク・チョンヒ韓国大統領暗殺事件の真相を40日前まで遡り、暗殺の実行犯 中央情報部 部長目線でで描いたフィクション仕立ての実録ポリティカルサスペンス。静かにひりつかせるこの雰囲気好き。独裁政治家はヤクザの親分なんかの数段恐ろしい。韓国の大統領は幸せに辞められないと聞いてはいたが、この作品観る限りパク・チョンヒは自業自得だ。革命の志はどこえやら、そんなに金が欲しいかね?あーやだやだ。この暗殺事件も知らなんだ。戦後日本の政治史は韓国と比べるとまだましな方だなと思っちゃう。クライマックスのうまく行きすぎない、南無三!って感じのリアルな暗殺模様再現が観応えあり。超体育会系な感じでクソ憎たらしい警護室長に、アメリカンな派手めな衣装の似合わなさが絶妙な、大統領を裏切った元部長と、華のない漢たちの哀しい最後に、感じるのは虚しさばかり。大統領の死後金庫を漁るあいつが裏金庫番“イアーゴ”だったってことで良いのかしら?話が込み入ってるようで、そんなでもないが?となるところもいくつか。部長と大統領とのさし飲みで、突然日本語話すのは何でかしら?大統領と警護室長の宴席を部長自ら盗聴したの?本当に?結局そいつを殺すんなら邪魔しなきゃいいのに。面子の問題? イ・ビョンホンの抑えた芝居と佇まいが良かったけど、実話ものでおなじみエンドロールで登場する本人の方がかっこいい。
lovecats

lovecatsの感想・評価

3.8
閣下は、あの優秀な男の扱い方を間違えたな。

私利私欲にまみれたあれがその当時の韓国のトップだったのか…。
同じ志で革命を起こしたはずなのにどこで変わってしまうのだろう。
とても緊張感のある内容で見応えがあった。
キム部長は民主主義にしたかったようだが
この暗殺を期にまた軍事政権に戻ってしまう。
もしかして…これがその後の1987に繋がるのだろうか…。

イ・ビョンホンがとても素晴らしく
いつも冷静な顔が崩れたときの怒りはこちらにも伝わってきて目頭が熱くなった。

彼に限らず素晴らしい俳優がアジアにもたくさんいることをもっと広く知ってもらいたい❗
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