ずっと見よう見ようと思ってはいたがなかなかタイミングが合わず…
漸く今日「シン・ウルトラマン」見て来た！
作り手のウルトラマン、そして特撮への愛はめちゃくちゃ感じる。序盤の映像から特撮愛に溢れていた。
特撮への愛は十二分に感じるものの、肝心の内容は「シン・ゴジラ」とかと比べちゃうと見劣りはしちゃうかな…。
「シン・ゴジラ」は「ゴジラとどう戦うか」という大きな一つの流れの中で物語が進んでいったが今作は4つの戦いを繋ぎ合わせているもの。
戦いと戦いの間で流れが分断され、そのたび高まっていた盛り上がりがリセットされる感じ。
キャラクターにしてもウルトラマン並びに禍特対の描き方が凄く表層的。もっとキャラクターの心情などを深掘りしてほしかった。
ただその中でも山本耕史演じるメフィラス星人はストーリーの中で異彩を放っており、この映画のどの登場人物よりも魅力的なキャラクター。「私の好きな言葉です」といったキラーフレーズもあるし、メフィラス星人が出てくるシーンは面白さが何割増しかになっている。
特撮シーンはとてもカッコよく、ウルトラマンvs禍威獣の戦いはしっかりワクワクさせてくれる。VFXも最新の技術だけでなく特撮らしいチープさもあって非常に拘りを感じるポイントだった。
