シン・ウルトラマンの唯子のネタバレレビュー・内容・結末

ウルトラマン素人です　これがあの有名なメフィラスか…（偏見）

説明チックな台詞が多いものの、もはや喋れてるだけですごい　キャストの方々に拍手
早見氏、百瀬こっちを向いてのときはヤバ演技だったけど、素敵な女優さんになってるようで
やたらと良い声が出てくると思ったら、高橋一生氏、山ちゃん、ツダケン　いや豪華すぎる

ゼットンと一緒に吸い込まれていくウルトラマンのシーン、結構トラウマになる
画面の色と動きと音楽が怖すぎて　自分の知らない空間で更に知らない空間に飲み込まれる様が、ウルトラマンがなんとか逃げようとしてるのに逃げられない様が恐怖　こういうところ素晴らしい

神永と浅見のキスシーンがあったけど、事情によりカットしたらしい
恋愛に発展させるほど２人の絆を描くシーンはなかったので心底良かった
あれは組織の目的のためにエリートたちがお互いを信頼して力を合わせるという大前提があるから成り立つ描写の少なさよ

どうしてもシンゴジラと比べざるをえないので比べます　すみません
あちらは未知の生命体と初対面〜絶望〜再度奮起して人類の持ちうる力100%で勝利したところに熱さとエンターテイメント性があり、そういう意味では本作盛り上がりに欠ける
滝くんに焦点を据えた絶望による諦め、再起の流れは良かったけど、関係者の規模、人数が少なく、人類みんなで勝利した！っていう一体感があまりない
でもおそらくそういう面を楽しむ映画ではないと理解しました　ウルトラマン好きな人が作った映画なんだろう
当時では完全に再現できなかった初代デザインのウルトラマンを再現した点に愛情を感じる

映画が終わってからテレビシリーズのメフィラス登場回も観た
わけわからん生物を前にして交渉を断る坊や、勇気ありすぎ
浅見巨大化の元を知れてよかった
メフィラスくん簡単にキレてて草