Smoky

シン・ウルトラマンのSmokyのレビュー・感想・評価

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)
3.4
23歳のとき、本人監督&出演でウルトラマンの自主制作映画を作った庵野さんが、その40年後にたんまりお金をかけて再び挑戦。
 
あれだけ見事に美しく人間の絶望と滅亡を描いた彼が、結婚や会社設立を経てから一転、シン・アンノとなって人間的の希望と再生を描くようになった路線は本作でも貫かれている(個人的には、前者の頃の彼の方が好き)。
 
ゾーフィの声が「加持さん」なので(主人公の名前はシンジだし)後半からは完全に『エヴァ〜』を観てる気分に。『シン・ゴジラ』の残像と相まって、ウルトラマン色が感じられなくなった。続編は…必要ないかな。
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