Smoky

異端の鳥のSmokyのレビュー・感想・評価

異端の鳥(2019年製作の映画)
3.2
子供目線で描いた戦争。悪夢版『ジョジョ・ラビット』というか、旧ソ連の名作『炎628』を彷彿とさせるが、必要以上に直接的な描写のオムニバス構成や、多数の有名俳優の起用、映画祭での途中退出者続出…という宣伝文句などに「あざとさ」を感じてしまうのは、自分が人間への残虐描写よりも動物への残虐描写を正視できない程度に人間嫌いだからか?劇中で語られる「目には目を」という言葉は分かるが、だからといってこれを観た彼の末裔たちが、他者に何をしても許されるわけがない。
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