あけび

1917 命をかけた伝令のあけびのレビュー・感想・評価

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
4.3
正直に言うと3度に分けて観ました。
没入しすぎて息ができなくなりそう…

そんな体験をしたはじめての映画です。
戦争は実際にあったことだからこそ
主人公と共に歩くようなワンショット(風)の映像は
常に命の危険に晒される恐怖を間近に感じました。

あれよあれよと有名俳優が上官として出てくるサプライズにも驚きましたが、
何より主役の2人が、伸び代しかない若手演技派でとても良かったです。

朴訥な宮沢賢治的雰囲気が素敵なジョージマカイさん。視線や仕草に余韻があって、とても引き込まれます。スタントなしの身体を張った演技も素晴らしかったです。

またディーンさんの迫真の演技…、とても印象的でした。

観てよかったと思える映画。
静かで安らかな幕閉じを噛み締め、今生きていることに感謝。
精神的に元気な時にはぜひ。
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