しょうた

オフィサー・アンド・スパイのしょうたのレビュー・感想・評価

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いかにもポランスキーらしいと感じたシーンは、久しぶりに部屋に帰ると凄まじく荒らされていて茫然とするシーン。日常がいきなり不条理な別世界に一変する不安の感覚に、ポランスキーはずっと囚われているようだ。
そこにはヒチコックと共通する、映画の原点的な何かがあるような気がする。
19世紀末のフランスを再現していて見応えがあった。フェンシングによる決闘という社会的な怒り感情の処理装置。
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