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オフィサー・アンド・スパイのものレビュー・感想・評価

3.5
ドレフュス事件、恥ずかしながらこの事件の事を知りませんでした。ドレフュス役の俳優さん、とてもそっくり。
重厚な背景も、、軍隊の制服もかっこいいと思いながら観賞しました。
軍隊の男達の、形式ばったやり取りが、同じ組織に属する者と言えど、信用出来ない間柄なんだな〜、と、軍隊という組織の複雑さを垣間見ました。
一枚岩ではない巨大な組織を束ねて行くため犠牲となった『ユダヤ人』ドレフュス、冤罪を晴らすために奔走するピカール。
顔の見える敵〇〇︎︎ ︎︎ ︎ではない、権力そのものとの闘い。どの時代にも、同じような事ってあるんだね。(沈まぬ太陽とか、半沢直樹みたいに)
組織を束ね、滞りなく運営していくには、目を瞑って挙手できるような、従順な兵隊でないと務まらないという事なのだな。面倒くさい。
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