このレビューはネタバレを含みます
6歳の息子が旅先のフランスで行方不明になった母親の10年後の話。
冒頭に出て来るの短編映画部分、息子の声が可愛いくて辛くなる。
うちの息子も幼少の頃の会話はあんな感じだったと思い出し胸が熱くなった。
まだまだ可愛いあの年頃でいなくなったらと想像すると消化出来るまでに軽く10年確かにそれくらいはかかるかもしれない。
目を離した元旦那のことだってそう簡単に許す事が出来ないと思う。
息子のおもかげを追う目線が途中からなんとなく違う目線になって行く。
単純に考えて39歳と16歳は犯罪だ。
でも、主人公が再生するラストに希望が持ててほっとしてしまった。